みどり歯科 院長 伊藤 雄一様
Q.1 弊社と出会う前は、どんなことに(何に)悩んでいましたか?
私は父親から事業を承継し患者さんへの治療をするだけで、経営者として人を雇う経験をしていませんでした。
実際に人を雇ってみると、こんなに多くの法律で決めなければならないことがあることを知りませんでしたし、最初のうちは職員から年休取得の権利を主張されて驚いたこともありました。
そういときに法律の正確な情報をどこから得たらいいのか、インターネットで調べても難しくてよくわからないし、仮にインターネットの事例を読んでも自分の場合と合わなければ役に立たないということがあって、それらを相談できないことに困っていました。
Q.2 何が決め手となって弊社と顧問契約をしましたか
自分の医院を作っていくなかで、最初に柴田先生と一緒に就業規則を作りました。
私は、「就業規則はこいうものなんですよ」という形で与えられるものだと思っていたんですね。
ところが作成時に柴田先生から「どんな医院にしていきたいですか?」「職員さんとの関係はどのようにしていきたいですか?」などのヒアリングを受けました。
私自身、正直なところそれまではそれほど医院について深く考えていませんでした。
父親から事業承継した時、そのやり方を継承してできるだけ患者さんを逃がさないようにしていく、
どちらかというとその時の状況に自分を合わせていくような形で引き継いでいたので、なんとなく医院もやれていってるっていう感じでしたね。
ところがその時の丁寧なヒアリングのおかげで、私が医院について思っていることを明確にすることができましたし、あぁ自分はこうしたかったんだ!ということにも気づきました。
その結果、私の意向を反映した就業規則を作成してもらえたことが顧問契約のキッカケですね。
また柴田先生から雇用に関する必要な法律を教えてもらえることと、職員との良い関係性を作っていくためのアドバイス、それから柴田先生ご自身も経営者として社員さんを雇用していた経験を通して私と同じ立場から意見を聞かせてもらえていることが、すごく心強いです。
Q.3 実際に弊社と顧問契約してどうですか?印象に残っていることや、よかったこと、嬉しかったことがあれば、具体的に教えてください。
私のような法律について苦手な者にでも、柴田先生と対話形式でじっくり私の理解度を見てもらいながら丁寧にやり取りしてもらえ、嚙み砕いて教えてもらえるので非常にわかりやすいので助かっています。
例えば定年退職を迎えた職員さんの5年間の再雇用延長についても言葉だけの説明では理解しにくいですが、その場で図に表して制度や取り組み方法を説明してもらったことがありましたよね。
わかりにくいことを目で見てわかるよう見える化してもらえることがいいです。
他にも求人採用の支援をしていただいた時ですが、面接ってそんなところまで考えてやらなきゃいけないの?とか、自分の欲しい人を雇うためにはこんなに考えてやらなきゃいけないんだ!と思いましたね。
それ以前の採用面接では、応募してきた人がみんな良く見えていたんですね。
いい印象だからと思って雇入れてみると、4、5日勤務してすぐ辞めてしまうなんてことがあって、結構失敗してきたので面接は難しいと思っていました。
そこを柴田先生からのヒアリングで、私自身が本当はどういう人がほしいのかというプロファイリングができていなかったことに気づきましたし、面接のテクニックなども教えてもらい、面接ってこんなに深いものなんだということを知りました。
一緒に働く人を採用するということは、本当にシビアにやっていかなきゃいけないと感じましたね。
もしそれを知らなかったら、人は雇ってみないとわからないとか、フィーリングさえ合えばいいという気持ちでしたから、以前と同じことを繰り返していたかもしれません。
ですので今は自分のビジョンに合う人なのか、逆にそうでない人をあぶりだす質問や自分自身をよく見せようしている鎧をその人から外す質問などを準備して面接に臨むので、応募者からある程度ホンネの姿を聞き出せるようになったのが良かったですね。
それは柴田先生から毎回私自身が意識していないところをビックリするくらい深堀りする質問をされるので、新しい気づきや驚きがあったからだと思っています。
そのおかげで今は応募者が少ない中でも私の求めていた理想に近い人を採用できるようになりました。