社長のお金と人の悩みを解決する専門家

社会福祉法人愛知たいようの杜 理事長 大須賀 豊博様

 

Q.1 弊社と出会う前は、どんなことに(何に)悩んでいましたか?

私の労働法に関する知識不足が原因で職員との労働トラブルが続いていた時期があり、その対応に困っていました。

Q.2 何が決め手となって弊社と顧問契約をしましたか

弊社はもう一人の社会保険労務士と契約をしていますが、その方にはどちらかというと職員の教育をお願いしています。ただその方は、法人内の何かを改革しようというときに一緒になって手伝ってくれるタイプの人ではありません。
柴田先生は、私達の法人にとって至らない、足らないというところを一緒になって整えていってもらえると思いました。
また労働基準監督署勤務の経験があるとお聞きしていたので、労働問題が発生した場合に労働基準監督署側の視点によるアドバイスや医療介護以外の業種もよく知っていらっしゃるので、それらの情報も得られ現場に活かせると思い顧問契約をしました。

Q.3 実際に弊社と顧問契約してどうですか?印象に残っていることや、よかったこと、嬉しかったことがあれば、具体的に教えてください。

私は、日々、医療介護に関する情報を取っていますが、それ以外の補助金や助成金に関しては知らないことが多いので、その提案があることで助かっています。

柴田先生は、時々ふらっと連絡をしてくださったり、情報提供があったりします。
その時に日々の業務で忙しく忘れていた解決すべく問題に頭が切り替わり、今抱えている問題を相談しなければと思い、すぐにコミュニケーションが取れてとても助かっています。
柴田先生からのアプローチがあるっていうことがいいです。
自分で調べることもできますが、どうしても偏ってしまいますから、そんな時に自分の気づいていない視点から相談でき、身近なところにそういう方がいることはとてもいいですよね。

以前、社内会議で柴田先生から私の意向を事業所責任者へ伝えてもらったときのことです。
私は、その会議で法人内の事業所責任者も含めて年次有給休暇取得の促進を提案していました。
しかし事業所責任者たちは、私の意向は理解するけれど現場スタッフが年休取得してしまうと現場が回らなくなるので、スタッフの年休取得は認めたくないという状態になっていました。
その時に柴田先生が事業所責任者へ「みなさんの管理者としての立場はよくわかりました。もしあなたが今一般のスタッフだとしたら、年休取得をしたいですか、したくないですか」と質問され、彼らの一人が「やっぱり取得したいですよね」と言い出すと他の責任者も「私も取得したいです」と声が上がりました。
そうすると柴田先生が「みなさんのホンネは取得したいということですね。今みなさんが管理者の立場で話し合いをしていたことはよくわかります。でもみなさんも取得したいと思っているとしたら、どうしたら職員みんなが取得できるようになると思いますか」と言われましたよね。
私はそれを見て、膠着状態だった会議を上手く一つの方向に向けて、彼らを年休取得促進の方向へ導いてもらったことがとても印象に残っています。
他の場面でも職員へ伝えたいことを率直に言うのではなく、まず例え話をして相手が理解しやすく聞く姿勢を作り、そのあと伝えたいことを伝えるテクニックには関心しました。

Copyright©マネジメントパートナー ・エン,2024All Rights Reserved.