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社員の服装を注意したら逆ギレされた。どうやって注意指導すればいいのか?

  
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社員の服装を注意したら逆ギレされた。どうやって注意指導すればいいのか?

今回の内容は、社員の服装の注意と言っても、会社が社員へ作業着等の制服を支給している場合で、その作業着をだらしなく着ている、もしくはその下に着ている服装が社風と合わない場合を想定しています。

ある男性社員が、作業上着のファスナーをせず、その下に着ているシャツの第2ボタンまで外し、はだけた胸を見せながら現場で作業をしている。

それを見た社長はだらしなく感じ、男性社員を注意しました。

その社員は、

「どうして僕だけ注意するんですか?
他の人も同じようにしてるじゃないですか」

と逆ギレし、注意指導に従わなかったというのです。


社長は困り果てて、どうやって注意指導したらいいのか?とご相談がありました。

 
私が会社の現状をお聞きすると、
社員が注意指導に従わなかったのは、作業着の着方や身だしなみの判断基準を社員任せにしていたことが原因でした。

社員が個々の価値観で着方や服装を判断することになるので、彼が注意指導に従わないのは仕方ありません。

では、今回の問題を解決するにはどうすればいいのでしょうか? 

それは、会社が服装の社内基準を示すこと。

作業着の着方、その下に着る服装の基準など誰もがわかるよう写真やイラストで具体的に示すことです。

もしその基準を満たさない社員がいれば、社長はその基準を根拠として注意指導すれば良いのです。

ただ会社が服装の基準を示すことで、服や髪型、アクセサリー等にも制限が加わり、社員からプライバシーや表現の自由が侵害されると言って不満が出てくることがあるかもしれません。

もしその可能性があるのなら、服装の基準を決める時は社長一人で決めるのではなく、社員の代表者を数人選抜し、彼らと一緒に自社に合う服装の基準を決めてみてはどうでしょうか。

そうすれば社員の多様な価値観も受け入れる機会になり、一緒に基準を作り上げれば社員の同意も得やすく、それが決まれば社員一人ひとりがその基準に合わせるようになります。

私は、社長が社員と一緒にそれらを決めていく場合に3つの視点を基に話し合うと良いと思います。

その視点がないと、社員にとっては都合がよく、社長にとっては都合の悪い服装の基準になってしまう可能性があります。

その3つの視点をお伝えするために数分のYouTube動画を作成しました。

より具体的にわかるよう説明していますので、ぜひ視聴してみてください。

YouTube動画は、以下のサムネイル画像をクリックしてご視聴ください。

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