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「無料で求人広告を出しませんか」という勧誘にご注意ください!

    
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「無料で求人広告を出しませんか」という勧誘にご注意ください!

今、無料という言葉に騙される経営者が増えています。
先日、ある社長から、高い勉強料を払ってしまったという話をお聞きしました。
ハローワークへ求人票を出したところ、その情報を見たという会社から       「無料で求人サイトにその情報を載せませんか」と電話がかかってきました。
その担当者は「2週間の無料キャンペーン期間中でハローワークに掲載されている内容をそのまま載せるので、お客様の手間は取らせません。とりあえず2週間やってみて、不要であれば解約してください」と説明がありました。                 社長は仮に誰も応募が無かったとしても、無料であれば掲載終了時点で断ればいいと思い、何も疑わなかったとういうのです。
FAXで送られてきた「14日間無料掲載キャンペーン及び広告申込書」と「求人サイト掲載に関する契約確認書」をよく確認せず、すぐサインして申込しました。


翌々日から2週間求人掲載されましたが、応募者はありませんでした。


社長はキャンペーン終了後、掲載業者へ断りの電話をかけようと思った矢先、1通の請求書が届きました。開けてみると掲載料の請求金額として198,000円(税込み)と書いてあり、あわてて業者へ電話を何度もかけてみてもつながりません。
やっと担当者につながり、社長は請求書の件を言ってみましたが、彼は申込書と確認書の内容を読み上げ、支払い義務があると言うのです。

<申込書等に小さな文字で書かれていた内容>
新規客に限り「無料キャンペーン」利用できる。
掲載終了日2日前までに契約更新を希望しない旨の書面でのご連絡をいただけない場合、契約更新を希望されたものとして、無料キャンペーン期間終了後に有期契約期間が開始いたします。

社長は顧問弁護士へ相談してみましたが、契約は有効と言われ、代金を支払うことになってしまいました。勧誘の時を思い出しても、無料でお得という説明はあったが、解約について丁寧な説明はなかったようです。

こういうトラブルに巻き込まれないようにするためには、
①契約前に料金が発生する仕組みや解約方法等について詳しい説明を求め、疑わしい点があれば安易に契約しないこと。
②契約をしてしまったときは、「内容証明」を使って解約する意思を伝える書類を業者へ郵送すること。


慢性的な人手不足を逆手に取った一部の悪徳業者が「無料」という言葉で勧誘してきますので、くれぐれもご注意ください。

私は、経営者へ求人の応募者を増やすためには、求職者があなたの会社に入社したら、どんなメリットがあるのかを求人票へ書いてくださいと伝えています。応募者は給与の高さや会社の自慢だけでは応募しません。
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